「オメガ スピードマスターPRO」impression衝撃編~少林寺~

衝撃編第2弾です。
社長の趣味である少林寺拳法で実験をしてみました。
腕に装着したスピマスを蹴ってもらっての耐久テストです。
果たして少林寺拳士の蹴りにスピマスは耐えられるのか?!
馬鹿だよね~・・・。

ちなみにブレス装着で合気道の衝撃実験をした時はかなり痛かった。
蹴られたらさすがに怪我すると思い、革バンドに交換しました。
「衝撃編~合気道~」をご参照下さい。


先ずは右手に装着。秒針とクロノ針をシンクロさせます。
ちょっとズレているけど気にしないでください!


相手(自分も)に怪我させるといけないのでスネ用のサポーターで保護。

 
それでは蹴ってもらいます。痛い! すごく痛い!! 
蹴りが早くて上手く写りません。


何だかいつもより痛い!それもそのはずサッカー用の脛当て付けて蹴っていました。
猛烈に痛いはずです!


実験が終わりサポーターを外した直後。


あれ?クロノグラフがリセットされている。。。内腕でリセットボタンが押された見たいです。


腕はこの通り真っ赤です。


仕切り直しで左腕に装着して実験やり直し、スモセコ針とクロノグラフ針をシンクロさせます。


またまた本気で蹴られました。
あれ?針がかなりずれている!


やっぱりかなりずれている!
受け身の時と同じで衝撃により伝え車とクロノグラフ車が一瞬離れクロノ車がずれてしまったと考えられます。
しかも、受け身実験の時より大幅にずれているので、蹴りの大きな衝撃を物語っています。


時計をしていた腕は赤くなっています。
痣にならなければ良いですが。。。



ダイジェスト動画



通常、蹴りを腕で受ける時は微妙に角度をずらしたり体捌きしたりして、衝撃を和らげ痛くないように受けるのですが
それじゃ実験にならないので体(腕?)を張ってガチンコ受けをしてみました。
具体的にどれぐらいの衝撃があったか数値で表せませんが、そりゃもう、かなりのもんだったと思います。
ご希望の方がいらっしゃれば蹴って差し上げます(笑)。
でも、スピマスは人の痛さも知らず、止まることもなく快調に動いておりました。



精度の結果は以下の通りになりました。
ゼンマイ全巻後 9時間  稽古終了後5時間経過 (稽古後のビールが旨い懇親会のため測定が遅れました)

DU -3
12U -1
3U ±0
6U +0
9U ±0




~結論~
蹴り位の衝撃ではビクともしない!
おそらく上からの衝撃だったためと考えられます。
横からだったら天真が折れてしまったり、緩急真が微妙にズレて精度に影響があると推測されます。
今回の実験では時計が壊れることなくスモセコ針・クロノ針のズレのみの不具合でしたが時計は部品が小さく衝撃に弱いですので
衝撃が時計に衝撃が加わるご使用はなるべく避けた方が良いです。
皆さん、蹴りをくらった時のガードは時計を装着していない腕でガードをお願いします。

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