「オメガ スピードマスターPRO」impression海水浴編

今回のインプレッションは金属の大敵「塩分」って事で、海水浴にて実験をしてきました。
スピードマスターはプッシュボタン等凹凸や隙間が多くある時計です。
海で使用した場合、どのような影響が出るかインプレッションで確かめたいと思います。


泳いだり潜ったりとたっぷりと遊んだのですが、
残念なことに防水カメラが無かったので水中で撮影した画像がありません・・・。
会社の経費で買って欲しいものです(笑)。
さて、腕に付けて泳ぐのは勿論の事、水深2m~3mまで潜った状態で、息が続くまで(多分30~40秒)何度も連続してプッシュボタンをカチカチ押してみました。防水性が不安です・・・。
また、潜っていて気が付いたのですが、光が届いていれば水中でもハッキリと時刻を確認できるのですね。視認性抜群でした。
朝から夕方までほとんどの時間、海水に浸かっていましたが、目に見える様な異変はありませんでした。
手と足がシワシワになったぐらいです(笑)。


さいごに波打ち際の砂にスピマスをほったらかしにしてみました。
10分程波にもまれ、何度か波に持って行かれそうになり慌てて捕まえましたが、無事回収。


次の日までスピマスを洗わないで置いておきましたが、朝、見てみるとケース全体に白く塩が出ているようなっています。
特に風防とベゼルの間にひどくこびりついています。


時計がかなりベタベタして気持ち悪いので洗うことにしました。


バンドとベゼルを外し、いらなくなった使い古しの歯ブラシでゴシゴシ水洗います。


竜頭も引っ張りパイプの部分も洗い綺麗にします。


洗い終わったスピードマスターはピカピカです!!


裏ブタを開けパッキンを確認しましたが裏ブタのパッキンはまったく問題なしです
プッシュボタンを取り外しパイプの中を楊子で掃除してみると、シリコングリスに汚れが付着して黒くなっていました。
この汚れはグリスにホコリ等が付着したもでチューブパッキン付近に付いていました。
ケース内部には水分・汚れ等、全く入り込んでいませんでした。



今回のインプレッションの海で使用するのに全く問題ありませんでしたが
パッキンが劣化していると防水がききませんので事前の防水チェックを忘れずに!!
塩分をそのままにしておくとケースの傷みやサビの原因になりますので、使用後はそのままにせず必ず真水ですすぐ等の手入れが必要です。
海でご使用で不具合が生じても一切の責任は取りません。
自己責任って事でご了承下さい。
海やプールでのご使用はオメガなら「シーマスター」です!!

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